これから磯で釣りをする場合は必ず、安全対策が必要となります。
磯は非常に危険で、必ず事前に装備や知識は絶対に必要になってきます。
今回は初めて磯釣りに挑戦する方向けに、磯釣りの注意事項や装備などに関して教えます。
〇磯釣りの危険性
地続きなので気軽に釣行ができると考えてはいけません。
ルートは多少なりとも困難があります。
又、釣り場で危険かどうかの判断は自分で行わなければなりません。
危険な場所、危険な状況での釣りは決して行ってはいけません。
多くの場合地磯は人が少なく、万が一のことを考えて2人以上での釣行をお勧めします。
ちょっとした地磯でも少しの不注意が大けがにつながることはいくらでもあります。
・ゴロタ場
ほとんど浮き石の上を歩くようなもので、バランスを崩す恐れは常にあります。
慣れたベテランの磯釣り師の方は浮き石に乗ってバランスを崩す前に次の石に重心を移しています。
・水際の岩
水際の岩は大変滑りやすく危険なポイントになります。
房総半島などは岩肌が滑らかでスパイクが効きにくい磯が多いため要注意になります。
又、冬場には海苔などが付着していてさらに滑りやすくなっているので注意してください。
・ミゾ
ミゾは干潮時は問題はなくても満潮時には潮が上がるだけでなく、波が抜けるようになるため、注意が必要です。
幅も狭くなることが普通になっています。
潮時は必ず確認することと、撤収は早めにする注意が必要です。
・急な斜面
急な斜面のルートは1人づつ降りるようにして下さい。
万が一滑落した場合に下の人を巻き込んでしまいます。
また、足元の石が剥がれたら落石となって下の人を巻き込んでしまいます。
又、急な斜面や崖にロープが張られていることがあります。
その場合はロープは過度に信用してはいけません。
いつ張られたかわからない、又切れそうになっている危険性は十分にあります。
しっかりとした足掛かりと、手掛かりを頼りする上り下りをすることを推奨します。
尚、ルートの途中に崖などがある場合は必ず複数人数での釣行をお勧めします。
荷物を分割して下すなどお互いにサポートも可能です。
〇磯釣りのためのオススメ装備
・ライフジャケット
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膨張式は磯についた貝や岩などに擦れて穴が空く恐れがあるため浮力材入りのものをお勧めします。ない方は必ず購入をお勧めします。万が一落水した際に身を守る、磯釣りにおいて一番重要な装備になります。
また、浮力材は磯やゴロタ場で転倒した際に身を守るクッションにもなるため有効です。
ハリスなどを含め、身に着ける釣り具入れにも重宝します。
・スパイクシューズ
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フェルト底に金属ピンを併用したタイプは土の道だとフェルトに土が入り込み、斜面では非常に滑りにくくなります。滑り止めが付いたブーツ、シューズも絶対に必要な装備になります。
山越えで磯に入る場合は金属ピンのみのタイプが向いています。
・グローブ
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釣り用の手袋は必ずそろえておきたいところになります。バランスを崩して岩に手をついたときに、フジツボなどが付着した場所ではフジツボなどが付着していた場合、大けがにつながります。
又、メジナをつかんだ時、トゲやエラブタで手のひらを切ることもあります。
・背負子
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荷物は背負子にまとめて、片手にロッドケースを持つのみのかたちが理想です。片手にロッドケース、片手にバッカン、肩にバックといった両手がうまった形では非常に危険です。地磯歩きは片手を開けておくのが鉄則になってきます。バッカンなどの荷物をくくりつけて背負う背負子は、山道や斜面の多い地磯へ釣行する際に安全のためにも必要になってきます。
・ライト
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明るいうちに帰るつもりでも、夕マヅメだからついつい残ってしまった場合においてもヘッドライトは必ず用意することです。明かりがないと釣りが出来ないからではなく、帰り道、足元が見えなくなり場合によっては身動きが取れなくなってしまう場合もあります。
地磯は時間に制限がないのが魅力で、夕マズメまで釣りをするならばライトは必需品になります。
又、予備の電池と予備のライトも必要になります。
携帯電話も使えますがそれは最終手段に残しておくのがベストです。
以上が磯釣りに最低限必要な準備となります。
オススメの装備のリンクを張っておきましたので是非、検討してみてください。
磯釣りは非常に危険な釣りのため、それに合った知識や装備が必須になります。
是非、装備、知識を得たうえで磯釣りを楽しんでみてはどうでしょうか^^
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