出典:http://rakkan2012.blog.fc2.com/blog-entry-9.html
一部の岩礁以外は比較的フラットな地形が多い南房の海岸線も、ここの川下港より東側はごつごつとした大岩が連なる磯場となっている。
その岩に囲まれている川下港はドロタ島やスエ島、イガイ島などの渡船基地としても知られている。
港やその周辺の地磯で釣りが可能だ。
主なターゲットはクロダイ、メジナ、アジ、ヒラスズキである。
なかでもメジナは50cm級の釣果が期待できる場所となっており、沖磯に匹敵するポテンシャルをもっている。
港内右側に多少の駐車スペースがあるが、作業の邪魔、迷惑駐車などをしてしまうと、立ち入り禁止となってしまうため、マナーきっちり守り、周りへの配慮も行ってほしい。
ポイント&釣り方
川下港は港内には潮の流れはほとんどない。また、港の右側も水深がものすごく浅い岩礁となっているため、実質上の釣りポイントは港左側堤防とその外側の地磯の2つである。
○港左側堤防
フカセ釣りでクロダイ、カイズを狙っていく。ナギ時には底が見えるほど浅いポイントであるため、外海が荒れて潮の流れが良い日を選びたい。
なかでも水深が深いのは堤防正面の船道で、水深をよく測ったのちに、付け餌が底ぎりぎりを漂うようにしたい。
○外側の地磯ポイント
このポイントは岩場を伝って簡単に移動できる。また、このポイントこそが川下港のメインポイントとなっている。
川下港で釣ったという話を聞いたら、ここでの釣果を指すことが多い。
一見、イガイ島やスエ島との水道筋が良さそうにみえるが、違う。
本命のポイントは・・・・・
野島崎側のミゾである。
足元からすとんと落ち込んでいるため、適度にサラシがでている。
そのため、メジナ狙いには絶好の場所になっている。
冬場には50cm級の大型メジナも釣れることも珍しくない。
夏場は貝を餌にするとイシガキダイもヒットするポイントである。
狙えるポイントがすくないため、仲間内で行く場合でも3人が限界である。
1、2人がベストである。
また、波がある日にはヒラスズキも狙えるポイントであり、発生するサラシを一つずつルアーでチェックしていくといい。
※このポイントは磯ポイントであるため、ライフジャケット、スパイクシューズは必須である。
安全には十分注意していただきたい。
釣れる魚
メジナ:12月~6月
クロダイ:1年中
ヒラスズキ:12月~5月
アジ:5月~12月
備考
○アクセス
富津館山自動車道・富浦ICよりR127、R410を経て、県道86号線を南下。長尾橋脇の信号を右折してすぐの信号を左折、海沿いのR410に出て、野島崎方面に進むと港が見えてくる。
駐車場・トイレあり
本橋釣具店:TEL 0470-38-2346
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