港区、品川区、大田区と3区にまたがる巨大な大井埠頭と陸地の間を南北に走る京浜運河は古くからハゼやスズキのポイントとしてよく知られた釣り場になります。
また、随所に緑道公園や親水護岸が設けられています。
その中心となるのが「しおじ磯」「夕やけなぎさ」「はぜつき磯」のある大井埠頭中央海浜公園になります。
東京モノレールの大井競馬場駅前が目の前にあり、アクセスがばっちりです。
周辺は野球場や陸上競技場などの運動施設のある運動公園で、コンビニやショッピングセンターもあってファミリーフィッシングに絶好の場所となっています。
〇アクセス
所在:品川区八潮~大田区東海
交通:東京モノレール・大井競馬場前駅下車、徒歩5分。
車の場合は、首都高速湾岸線・大井南ICよりR357号の「中央陸橋上」信号を大井方面に曲がり、「中央海浜公園前」信号を左折すると右手に有料駐車場があります。
釣りポイント
ポイントA
夕焼けなぎさは砂と岩場の混じったワンド状の釣り場です。
ここでは水中に立ち込むスタイルが一般的だが、サンダルサンダルだとちょっと危ないため、濡れても良いスニーカーなどを用意していくといいかもしれません。
ハゼはちょい投げ、ミャク釣り、ウキ釣りのいずれでも狙え、比較的釣果が安定しているポイントでもあります。
海と比較して塩濃度が低いせいかミミズエサが有効になってきます。
ポイントB
しおじ磯は、磯というよりは大小の岩が並んだゴロタの釣り場です。
こちらではハゼ釣りのほかセイゴ~スズキも有望で、特にバチ抜けシーズンには好釣果が期待できます。
夜釣りで狙うスズキは大きめの電気ウキで流心近くを流すのがコツとなっています。
そのほか、投げ釣りでは木っ端ガレイやクロダイの稚魚、小型のキビレなどもヒットします。
〇ターゲットはコレ
ココでのターゲットはハゼです。
実はハゼはスーパーなどではあまり目にすることもなく、簡単には釣れますが、漁をすることが出来ないような場所にいないため、流通量はかなり小さい魚です。
そのため、市場では時に、100g2000円台をたたき出すほどの高級魚でもあります。
ハゼの天ぷらは格別に美味しく、是非釣りにチャレンジしてみよう。
どんな釣り方でも簡単に狙えるハゼですが、地元ではノベ竿にミャク釣りの仕掛けで手返しよく数を稼いでいます。
重りは1.5号前後と軽め、ハリスも3~7cmとごく短くてOKです。
ハゼは好奇心旺盛なので、チモトに赤いビーズを入れたり、金色の派手な針を使うのも効果的です。
〇釣れる魚
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