東京23区の東部を流れる荒川と旧江戸川を繋ぐ水路沿いに整備され、近隣住民の憩いの場となっている親水公園。
潮の干満によって海水が入り込むためハゼやテナガエビ、セイゴなど汽水を好む生物が豊かに生息している。
釣り場は石積みと安全柵付きの護岸の2種類あり、夏場を中心にハゼやテナガエビを狙う人でにぎわう。
竿下を狙う釣りになるため、2.4m~3mの渓流竿や万能竿(リールを用いないもの)があればOK。
近くには釣具店はないものの、スーパーマーケットやコンビニが近く、トイレや駐車場も完備。
電車&バスのアクセスも悪くなく、電車釣行派にもおすすめスポットとなっている。
親水公園へのアクセス
所在地:東京都江戸川区臨海町 新左近親水公園
交通:東京メトロ東西線・西葛飾駅から徒歩20分。
または葛西臨海公園行の都営バスに乗車し、「臨海町二丁目団地前」で下車。
車:首都高速道路中央環状線・清新町ICを下りて都道450号線を東進。
「西葛西6丁目」信号を右折してしばらく進み、「中左近橋」信号を左折すると公園の有料駐車場入り口が見える。
新左近川親水公園の釣りポイント
※この公園では投げ釣りやギャング針による釣りは禁止されています。
ポイントA
公園の南側は前下がり状に石が積まれており、水際まで容易に下ることが可能。
ハゼやテナガエビは竿下で釣れるので見釣りでも楽しめることもある。
子供にとってはとても楽しい釣りである。
石によってはコケなどが着いて滑りやすい場所があるので注意が必要。
子供連れの場合は必ず目を離さないでいたい。
ポイントB
北側は水路に沿って柵が設置されている。そのため安全面は申し分ない。
こちらからもハゼやテナガエビが狙えるが、柵越しの釣りとなるので子供には少々釣りにくいかも。
また、背後を通る人も多いので、周囲には常に気を配っていたい。
中左近橋の下は雨でも竿が出せる隠れた人気の釣り座である。
釣れる魚
夏の初めから秋口まで水路一帯ではテナガエビ釣りでにぎわっている。
テナガエビ専用の仕掛けが市販されていたり、独特の釣趣もあってファンは年々増えていっている。
釣り方はノベ竿を使ったウキ釣り、ミャク釣り。
餌はミミズ、赤虫を針に小さく付ける。ビビビッとくる独特の引きは癖になって一度やると病みつきになってしまう。
テナガエビの食べ方
テナガエビの食べ方は知らない方も多いと思うため記載する。
1.テナガエビはクーラーボックスに入れて生きたまま持ち帰ること。
持ち帰る際はクーラーボックスに水を5cmほど入れ、エアポンプ(電池式など)
を入れて持ち帰ろう。
2.泥抜きのため、2,3日水道水で生かしたままにする。(エアーポンプ付き)
必要に応じてアミをクーラーボックスに入れておくとテナガエビのストレス解消になる。
3.酒につけて締める。酒につける際は暴れるのでラップをしよう。
5分くらいたつと酔っぱらって大人しくなる。
この状態まできたらあとは素揚げや焼いたあとに半分に包丁で切って、ネギと醤油でいただくのもおいしい。
周辺情報
駐車場:公園に有料駐車場あり。
トイレ:公園内に2か所あり。
公園内施設:公園内にはデイキャンプ場があり、バーベキューが楽しめる。
また、近くにスーパーマーケットもあり食材調達も容易である。
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