かつては横浜沖堤防であった過去を持つ大黒海釣り施設は大から小まで釣り物は多彩で、釣り人でいつも賑わっています。
大黒海釣り施設は、かつて横浜沖堤防の1つであった第2新堤を改修し、釣りデッキや安全柵を設けることによって平成8年に釣り公園としてオープン致しました。
デッキ部は全長200m、幅17mとかなり広く、キャパシティは十分にあります。
首都高速湾岸線大黒からすぐというアクセスの良さもあり、休日には竿が林立状態となっています。
また、横浜港の航路に突き出ていることから潮通しは抜群に良く、釣り物がとても豊富です。
もちろん回遊魚も多く訪れることから、サビキではアジやサバ、サッパ、イワシなどが釣れます。
投げ釣りにおいてはシロギスやカレイ、イシモチ、アナゴが釣れ、ヘチ釣りにおいてはメバル、クロダイと四季折々の魚が楽しませてくれます。
〇アクセス
所在:横浜市鶴見区大黒ふ頭
交通:JR鶴見駅または京急鶴見駅より市営バス17系統に乗り、大黒海づり公園で下車する。
車の場合は首都高速湾岸線大黒ふ頭出口を左折し、突き当りに大黒海づり公園があります。
〇釣りポイント
ポイントA
沖側は砂地まじりの岩礁帯になっていて、水深は6~7mです。こちらのポイントは岩礁帯のため、根掛かりが多いため、サビキ釣りや探り釣り、ヘチ釣りがメインのポイントとなっております。
ここで最もお手軽で手堅いターゲットは秋のイワシやサッパ、アジとなります。
又、イワイソメなどの虫エサで岸壁際や捨て石周りを探るとカサゴやソイ、アイナメもヒットします。
ポイントB
港内向きは広範囲が砂地となっているため、投げ釣りでシロギスやカレイ、イシモチ、アナゴなどが主なターゲットとなってきます。
沖目よりも手前のほうが砂地の割合は大きいです。
シロギス狙いの場合は近場の方がよく釣れる傾向にあります。
カレイは10月中旬から釣りはじめ、40cm級が釣れるポイントです。
エサはアオイソメとイワイソメのミックスが良く釣れます。
〇イチオシのターゲット
なんといってもアジの数釣りが面白いポイントです。
6月くらいから徐々に釣りはじめ、8月には安定して釣果が期待できます。
サイズは5cmほどのジンタから30cm近いものまで群れによってさまざまです。
アタリとハズレが激しいかもしれませんが、それが面白さの1つです。
サビキ仕掛けも4~6号を基準に8~10号まで持ち込むと万全です。
周辺の人はスキン系のサビキで攻める人が多いですが、食い渋りの際にはトリックサビキが断然有利になってくるので、両方持って行ってもいいかもしれません。
〇釣れる魚
〇その他アドバイス
釣り桟橋の入り口の管理棟にはトイレや売店があります。
海を臨む休憩テラスもあり、休憩にはもってこいの場所となっています。
又、休日に釣り桟橋は入場制限がかかるほど人気の場所となっております。
早めに出発するか桟橋が空くまで公園で時間をつぶすのもいいかもしれません。
釣り料金は1回900円、見学は100円となっています。
回数券もあるため、何回も来る予定がある方はそちらの方が良いかもしれません。
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