伊豆大島の正面に望み、豊富な湯量を誇る温泉地であるとともに、近海漁業基地としても知られているのが稲取港になります。

又、稲取港は日本屈指のキンメダイの水揚げ漁港として知られています。

そのため、JR伊豆稲取駅前にはキンメダイのオブジェが置かれており、町中で新鮮なキンメダイ料理を味わうことができます。

大型漁船が行きかう港だけあって稲取港はかなり大型の漁港になります。

４本の堤防からなる港内はキャパシティー、水深ともに十分です。

釣り物はとても豊富で、シロギス、アジ、ウミタナゴ、イワシ、ハゼ、サバといった小物から、メジナ、クロダイ、ヒラメやマゴチ、果ては２ｋｇオーバーのアオリイカなどの釣果実績もあるのがここ、稲取港になります。

大型狙いの釣りがしたい人やいろいろな魚を五目釣りで釣りたい方などに是非お勧めの釣りポイントになっております。

〇釣りポイント

ポイントA

港の西側から延びる旧赤灯堤防になります。

先端の高場が赤灯があった場所になりますが、現在は撤去されてしまいました。

ここのポイントは超大型の釣果実績こそ新堤には譲りますが、投げてよし、垂らしてよしの優良なポイントになっています。

港の最奥に位置する中堤がこのポイントBになります。

このポイントBは車を横付けして竿を出せるお手頃なポイントになっております。

ここでの狙い目はちょい投げでのシロギスとサビキ釣りのアジとイワシにになります。

この魚を追って肉食漁が周囲にいる可能性があるため、釣れた魚を生き餌にしてヒラメやマゴチを狙っていきます。

又、道を挟んだ正面が東伊豆町の町役場となっており、土日祝日は朝市が開催されているので是非覗いてみてはいかがでしょうか。

釣り物が豊富で何を釣ればいいか迷ってしまうここ稲取港ですが、ここでのイチオシのターゲットはメジナです。

足場が少し高いため、ノベ竿ではなくてリールでの釣りをお勧めします。

メジナの平均サイズは25-30ｃｍと良型になります。

時には50ｃｍ級のモンスターメジナが釣れることもしばしばあります。

メジナは非常に美味しく、通の人はマダイよりもおいしいと評価しています。

大型が釣れた場合は刺身、中小型が釣れた場合は煮つけや塩焼きが美味しいでしょう＾＾

ここ稲取港は駐車場できる場所が４か所、トイレが２か所、釣具屋さんが２か所とかなり釣りをするのには恵まれた場所になっております。

釣り具屋さんは秋山釣具店と安藤釣具店の２か所となっております。