千葉県の東の端に位置し、太平洋へと出っ張る銚子。
外川港はその半島の南側にある。東西700mの大型の漁港になる。
そのため、そのポイントの数も多い。
銚子沖は暖流の黒潮と寒流の親潮がぶつかるエリアなので、昔から数多くの魚がとれ、利根川からも栄養豊富な水が流れるため、アジの餌となるプランクトンが豊富である。
港内にはアジが必ずストックされている。
盛期はサビキで盛り上がる。
港内には岩礁が多くメバルもいるが、外港側のテトラは夜釣りをするには足場が悪い。又、メバルの実績は港内では聞かれない。
外川港へのアクセス
住所:〒288-0014 千葉県銚子市外川5丁目1
車でのアクセス
東関東自動車道→大栄IC → 国道51号 → 東総有料道路 → 県道70号 → 県道28号旭小見川線 → 国道126号バイパス →銚子有料道路 → 名洗、外川IC →外川港
電車
銚子鉄道 外川駅から徒歩8分
外川港の釣りポイント
外川港では通年アジが狙えるがピークは7月~9月である。
これは銚子エリアの水温があまり高くならないことが特徴であるからだ。
サイズは20cm級がメインサイズで、セイゴやムツ、マズメ時にはカマスが混じることも多い。
主なポイントは4つある。安定した釣果が出るのが漁協の右側から延びる突堤の先端の釣りポイントAと右側の堤防先端のB。
この2つには常夜灯があり、暗くなるとアジが集まってくる。
千騎ヶ岩の外側Cは消波ブロッグの上からの釣りとなるが、ここにも常夜灯の光が外側まで届いているのでアジが集まりやすい。
ただ、海が荒れていると波を被りやすい。また、すぐに底荒れしてしまうのでナギ日限定となる。
東堤の先端付近のDは朝夕マズメがベスト。
マズメ時はベイトを追ってアジが回遊してきたり、消波ブロッグ帯に居着いているアジが捕食するタイミングとなる。
ただし、ここには常夜灯がないので完全に暗い時間帯はライトが必要となる。
釣り方
外川港の釣りは常夜灯の下を攻めることがセオリーとなる。
ジグヘットリグにて表層から探っていく。キャストしたら表層を漂わせてゆっくりリトリーブするか、軽くシェイキングするか、カーブフォールさせる。
アタリは大抵フォール中におきる。
ごく小さな当たりが多いので少しでも違和感を感じたら合わせよう。
表層でアタリがない場合、あるいはマヅメ時の薄明るい時間はタナが深いことが考えられるのでジグヘットを少し重くしてボトム付近を狙うのが良い。
攻め方はリグがボトム付近についたら50cmほど軽く誘いあげ、その後にカーブフォールさせる。その際にアタリがくる可能性が高い。
それでもアタリがない場合は、粘らずに違うポイントを探っていく。
外川港は人が少ないため、手軽にラン&ガンできるのが魅力の一つとなる。
釣れる魚
今回の特集では一年中狙え、かつ実績が多いアジを取り上げたが、外川港ではアジ以外にも投げ釣りでハゼ、イシモチ、アナゴ、フカセ釣り、ウキ釣り、ミャク釣りでクロダイ、泳がせ釣りでヒラメの実績がある。
釣れたアジやハゼなどをエサにしても面白いかもしれない。
周辺情報
トイレ:港内にあり
駐車場:港内にあり
コンビニ:車で6分間(犬吠埼駅近く)
釣り具屋:あり
水深:2-6m
常夜灯:あり
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