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千葉県アジ釣り特集!アジの釣れる時期・時間からアジングの釣り方まで解説!!




アジが釣れる時期とは?

アジの釣れる時期は一般に初夏~晩秋と言われている。

初夏のころはファミリーフィッシングにて小アジの数釣りがサビキ釣りで楽める。

初夏以降晩秋になるにつれて、アジが大きくなり脂がのってきて、刺身サイズになってくる。

又、冬の時期は数こそ望むことが出来ないが、釣れた場合は丸々と太ったアジが釣れることが多く、釣れごたえがある釣りとなる。

アジは概ね春ごろに産卵期を迎えるため、それに向けて体力をつけるためにエサを荒食いし、身は丸々と太って脂がのる。

型もよく、場所によっては尺(30cm)超えを狙うことが可能になってくる。

アジを釣るには時間帯も含めた戦略が必須!

アジを釣る際に好ポイントと呼ばれるアジ釣りポイントを攻めることを考えがちだが、好ポイントは先釣者でふさがってがちになってしまい、結局あてもなく動き回ったり、適当にお茶を濁して終了ということも多々ある。

そのため、アジ釣りの際には戦略がカギを握ってくる。

暗くなってから常夜灯を狙うというどこの本にでも書いてあるようなワンパターンな釣りではダメ。

しっかりとした戦術を作る必要がある。

アジを釣るにはアジが動き出す夕方も絡めた戦術を行う必要がある。

戦術を上手くたてることが出来ればアジのメジャーポイントにおいて納得のいく結果を出すことが可能になってくる。

まず考えるのはベイトの動き

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外洋にいた小魚は夜になると安心して夜を過ごせる港内移動する。

これに連動してアジの食いが立つ。

したがってまず、こうしたアジをしっかり押さえる必要がある。

暗くなってきたらベイトの移動に合わせて港内側に狙いを変え、さらに真っ暗になってからは、常夜灯が絡むポイントに狙いを絞る。

しかしながら、条件の良いポイントは入れることは少ない。

しかし、ほかの釣り人が狙わない竿抜けポイントはある。

そうした場所をめざとく探してチェックしていくことが結果を伸ばす秘訣になる。

アジの居場所は周囲の明るさで変わる

連日、夜間に釣果が上がっているような港の場合、日中でもその周りにはアジがいる。

しかし、底付近でボケーッとしていて全く食い気がない。

そのアジのスイッチが入るのがベイトの移動だ。

小魚の群れは以下のように動き回る。

日中外洋側にいる。

夜になると港内に移動

朝になると外洋に移動

以上が流れになる。

そのため、朝、夕は小魚の移動経路を攻めると良い。

私がお勧めする戦略

日中は潮通しが良く、水深がある外洋側でアジの回遊を待つ。

夕方にかけて小魚の移動経路を狙う。さらに港内を狙っていく。

テトラがあればテトラに小魚は集まる傾向にあるためテトラ周辺を攻める。

夜になると常夜灯が好ポイント。誰もいなければここを狙う。

先釣者がいる場合は以下の動きで竿を出すポイントを探す。

〇先釣者が常夜灯にいるとき

・港内の奥でも明かりが、あればアジは集まる傾向にあるため、明かりがあるポイントを探す。

・風があたる場所は釣りにくいため、釣り人には人気のないポイントになってくるが、ベイトが吹き寄せられ、それにアジの群れがついていることもある。そのため、積極的に狙っていく。

・ほとんどの人が敬遠する場所、見過ごす場所に竿抜けポイントがあるため、めざとくチェックする。

アジングのやり方

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タックルは繊細な食わせ+広範囲の探りを考えた2パターン用意する。

タックルは港内をメインに狙うものと遠投して広く探れるものの2つ用意することをお勧めする。

【港内用タックルお勧め】

港内用ロッドは取り回しの良さと感度重視となる。

そのため、ラインはフロロカーボンの1.5ポンドにジグヘッドの接続部を強化するため、同3ポンドのリーダーを10-20cmつなぐ。

【遠投用ロッドお勧め】

遠投用ロッドは7フィート半の長さ。

ラインはPEの0.2号でフロロカーボン5ポンドのリーダーを50-60cmつなぐ。

 

【ルアー】

基本はジグヘッドリグでジグヘッドは1gメインに0.5-1.5gまでを使い分ける。

【ワーム】

ワームはアジ用を使用する。

カラーは定番のクリア。

しかしながら、ピンクなどいろいろな色をその日の状況によって変えていく。



釣り方

ジグヘッドの場合、ダートとドリフトの2パターンを念頭に置いてジグヘッドやワームを使いこなす。

ダートとはワームを左右にきびきびとアクションさせて魚を誘うアクションになります。

 

前者は主に小魚を捕食するとき、後者はプランクトンなど浮遊物をベイトにしているときに有効となる。

【ダート】

水流を受け流すやじりタイプのジグヘッドに、抵抗が少ないストレートタイプのワームを組み合わせる。

【ドリフト】

丸みを帯びた潮受けのよいジグヘッドにワームもリブやフィンなど水を受ける部分があるものにする。

1.5g用のジグヘッドで対応できない場合はアジキャロ用のシンカーでトータルの重さを上げる。

遠投用に多用するのが『鯵天』である。

投げ釣りでいう湘南天秤のようなもので、飛行時にはアームが直角に保って絡みを防ぎ、引くと一直線になる。

そのほかメタルジグも重要になる。

マヅメ時、明らかにベイトフィッシュを追っているときは勝負が早い。

 

当日の具体的な動きと釣り方

マヅメはベイトの移動に合わせ、夜間は港内狙いという大枠のもと、当日の動きを提案する。

〇ベイトが動き出すとき

堤防でも外海側をメインに狙う。

手前でベイトを追っていることが分かった場合は、ジグヘッドのダート系アクションで誘う。

しかしながら、この時間帯は遠投が有利になりがち。

沖目で盛んにベイトを追っているようであればメタルジグが手っ取り早い。

メタルジグで反応がない場合は、鯵天でワームを引く。

鯵の活性に疑問がある場合は初めから鯵天を使用する。

〇暗くなったとき

ポイントは港内に変更したあとなので、ジグヘッドがメインとなる。

盛んにベイトを追っている場合はダート系アクション、ダートで反応がしにくい場合は軽いジグヘッドでドリフトさせる。

港内の常夜灯が空いている場合は、高活性が期待できるため、ワームを泳がせておくだけでも食う。

しかしながら、先釣者がいる場合があることを想定しておきたい。

食いが渋いときはジグヘッドを軽くして自然にたい。漂うように意識しよう。



 

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